松山英樹は暫定72位、予選落ち確実 ミス引きずり「結果出ない」
「米男子ゴルフ・プレーヤーズ選手権・第2日」(12日、TPCソーグラス=パー72)
69で回った松山英樹(29)=LEXUS=は通算1オーバー、145の暫定72位で予選落ちが確実となった。8人がプレーを終えられなかった。66をマークした47歳のリー・ウェストウッドが通算9アンダーで暫定首位。マシュー・フィッツパトリック(ともに英国)が1打差で続いた。
18番のバーディーパットはわずかに外れた。パーにとどまり、予選通過ラインの上に出られなかった松山は、ボールを脇の池に投げ込んだ。「結果が出ないのは悔しい」と唇をかんだ。
2月半ばから4週連続で試合に出て予選落ち、15位、18位、予選落ち。「毎試合、毎日、新たな発見があってトライし、いいゴルフができそうなところでつまずいたりを繰り返している」と好調がなかなか続かない。
この日は「8番、9番はいいショットだったが、一発大きなミスをすると悪いイメージを払拭(ふっしょく)できない」と、右に曲げた11番の1打目が響いた。4月8日からのマスターズ・トーナメントが当面の目標。「明るい兆しは見えている。1週間休んでまた頑張りたい」と気を取り直し調整を続ける。