松山英樹のメンタルを聖地主要紙が称賛 「友達同士でゴルフを楽しんでいるようだった」
「米男子ゴルフ・マスターズ・最終日」(11日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)
男子ゴルフのメジャー、マスターズ・トーナメントは11日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで最終ラウンドが行われ、2位に4打差をつけてスタートした松山英樹(29)=LEXUS=が4バーディー、5ボギーの73で通算10アンダー、2位に1打差をつけて大会初優勝、日本男子初のメジャー制覇を果たした。
ゴルフの聖地があるジョージア州の主要紙アトランタ・ジャーナル・コンスティチュート(電子版)は「ヒデキ・マツヤマがマスターズの勝利で日本のゴルフ界の伝説になる」との見出しで日本人ゴルファーの偉業を速報した。
記事の書き出しでは「松山英樹が彼の母国の悲願の重圧を感じていたなら彼はそういうものは見せなかった。ティーショットの後に早藤将太キャディーを追うように小走りする様子はペースを守るために急ぐお年寄りを思い出させた。マスターズの最終ラウンドのリーダーは日曜日に友達同士でラウンドを楽しむゴルファーのようだった」と、2人が生み出す和やかな空気を描写。「4打のリードが2ホールを残して2打差に縮まっても彼の様子は変わらなかった」と、メンタルの強さをたたえた。
さらにタイガー・ウッズ、ロリー・マキロイ、ブルックス・ケプカ、ジョーダン・スピース、ダスティン・ジョンソンといった過去の優勝者の名前を列記しながら「マスターズ優勝は偉大なゴルファーへの最初の一歩だ」とした。