宮里優作 解説で後輩・松山の快挙見届け「自分が優勝したかのような感じ」刺激受ける
「男子ゴルフ・東建ホームメイト・カップ」(15日開幕、東建多度CC名古屋=パー71)
宮里優作が14日、練習ラウンド後に取材に応じ、東北福祉大の後輩、松山英樹のマスターズ制覇について改めて語った。
当日はテレビ中継のゲスト解説を務めていた。「まさか解説に呼ばれると思っていなかった。3日目からドキドキしていた。4日目にもしダメだったら、僕のせいだなと勝手に思っていました」と当時の心境を明かした。
「彼がすごいというのは一緒に回ったりして、肌で感じて分かっていた。そのうち必ずメジャーで優勝してくれると思っていましたけど、本当に良かった。青木(功)さん、ジャンボ(尾崎将司)さん、中嶋(常幸)さんという方々が挑戦してもできなかったことでしたから、本当にすごいこと」と感服した。
中継では実況のTBS・小笠原亘アナ、解説の中嶋常幸とともに感極まり、言葉が続かなかった。そろって男泣きしたことが話題になったが「言葉が出なくて、解説を忘れてずっと見ていました。自分が優勝したかのような感じで、それぐらいうれしかったですね」と後輩の偉業を心から喜んだ。
自身は15日から国内ツアーの今年初戦に臨む。松山の快挙を受け「選手みんな、彼の活躍ですごく刺激になっていると思います。気持ちもモチベーションもすごく上がっていて、いい試合になることは間違いない。僕もその波に乗り遅れないように頑張っていきたい」と意気込んでいた。