古江彩佳がノーボギーで首位発進 「いい時が来る」不調に耐え安定感戻る

 「女子ゴルフ・KKT杯バンテリン・レディース・第1日」(16日、熊本空港CC=パー72)

 2020年ツアー3勝の古江彩佳(20)=富士通=が67で回り、ともに未勝利の山下美夢有、沖せいらと首位に並んだ。1打差の4位に小祝さくら、笠りつ子、高橋彩華がつけた。上田桃子はアマチュアの竹田麗央(熊本国府高)、有村智恵らと同じ71で18位。ツアー史上3人目の3週連続優勝を狙う稲見萌寧は73で、45位と出遅れた。

 古江に持ち前の安定感が戻った。ボギーなしのラウンドは、3勝目を挙げた昨秋の大王製紙エリエール・レディースの3日目以来、26ラウンドぶり。「ボギーがないとストレスがない。それがうれしい」と喜んだ。

 前週、今年初の1桁8位に入った勢いそのままに、1番で残り114ヤードを5メートルに寄せてバーディー発進。その後も2・5メートル以内のチャンスをものにして5バーディーを奪った。

 20年は2週連続優勝に続き、最終戦は2位で締めたが、オフを挟み「ドライバーが曲がるなど、本来のスイングができない状態」に陥った。好調時の映像を見て修正。「いずれはいいときが来ると我慢していた」と試練を越えた。「今、上位にいることがうれしい。落ち着いて、欲を出さないように」。慎重に4勝目をつかみ取る。

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