首位の金谷拓実「いつものプレーが大事」 18日最終ラウンド実施の国内男子ゴルフ

 「男子ゴルフ・東建ホームメイト・カップ・第3日」(17日、東建多度CC名古屋=パー71)

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は17日夜、最終日の競技を18日に開催すると発表した。大会主催者と長時間に及ぶ協議の結果、18ホールの決勝ラウンド実施を決めた。

 予選ラウンド36ホールを終え、金谷拓実が通算10アンダーで単独首位に立つ。この日は午前中に1時間強、打ちっ放しで調整。ツアー3勝目を狙うルーキーは「自分のいつものプレーをすることが大事だと思う。どんな状況でもいつもと変わらず、集中してプレーしたい」と平常心を強調した。

 ツアー未勝利の木下稜介が1打差で追う。「いいポジションで2位につけているので、明日こそ優勝したい。そのためにこの冬、トレーニングとか練習をしてきた。その成果が出せているので、最終日は自分に少し期待して頑張りたい」と悲願の初Vを見据えた。

 さらに1打差の3位にアマチュアで日体大3年の中島啓太が続く。金谷、木下、中島が最終日最終組でプレーするが、木下は「最終組の3人から優勝者が出ると思う」と予想。「その組で1番になれば優勝する確率は高いと思うので、他の2人に負けないように頑張りたい」と意気込んだ。

 金庚泰(韓国)の新型コロナウイルス感染判明を受け、17日の競技は中止とし、会場への立ち入りも全面禁止にした。今大会は54ホール競技に短縮されるため、賞金は支払い、加算額ともに規定通りの75%となる。

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