東建ホームメイト・カップ 最終日の競技18日に実施 陽性者出て第3日中止
日本ゴルフツアー機構は17日、三重県で開催している東建ホームメイト・カップの最終日の競技を18日に実施すると発表した。今大会に出場していた金庚泰(韓国)の新型コロナウイルス感染を受けて17日の競技は中止したが、大会主催者と協議の結果、18ホールの決勝ラウンド実施を決定した。
予選ラウンド36ホールを終え、通算10アンダーで金谷拓実が単独首位に立つ。ツアー3勝目を狙うルーキーは「いつもと変わらず、自分のベストを尽くしてプレーしたい」と平常心を強調。1打差で2位の木下稜介は「明日こそ優勝したい。自分に少し期待して頑張りたい」と悲願の初Vへ意気込んだ。さらに1打差の3位にアマチュアの中島啓太が続いている。
金庚泰は現在治療中。濃厚接触者と認定され、PCR検査を受けた帯同キャディーと朴銀信はいずれも陰性で体調も良好だという。濃厚接触者とは認定されなかったが、15日の第1ラウンドで金庚泰と同組だった時松隆光と香妻陣一朗もPCR検査の結果はともに陰性だった。