金谷拓実が3勝目「いい準備ができた」通算11アンダーで逃げ切る
「男子ゴルフ・東建ホームメイト・カップ・最終日」(18日、東建多度CC名古屋=パー71)
首位から出た金谷拓実(22)=フリー=3バーディー、2ボギーの1アンダー70で回り、通算11アンダーで逃げ切った。昨年ダンロップフェニックス以来3勝目。1打差の通算10アンダー2位にアマチュアの中島啓太が入った。
男子ゴルフ期待のホープがいきなり開幕戦を制した。金谷は「開幕戦から優勝を目指してプレーしていたので、結果に結びついてよかったです」と充実感を漂わせた。
コロナウイルス感染者が出たため前日乃競技が中止になり、コンディション作りが難しい状況だったが「昨日は午前中打ちっ放しで練習して午後はリラックスした。今日へ向けていい準備ができたと思います」と動じることなくアクシデントをプラスに変えた。
マスターズで日本人初優勝を果たした東北福祉大の先輩・松山英樹は、ルーキーイヤーに賞金王に輝いた。「自分も(今季を)賞金王で終われていたらいいなと思う。これからのどの試合も優勝を目指し、東京五輪にも出たいのでもっと優勝したい」。目標へ向け、滑り出しは順調だ。