谷口徹が午前組トップ 3年ぶり21勝目へ「毎日4つ、5つ伸びたら」

 ホールアウトし、同組の田中伸乃輔(右)とグータッチを交わす谷口徹(撮影・高部洋祐)
 1番、ティーショットを放つ谷口徹(撮影・高部洋祐)
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 「男子ゴルフ・関西オープン・第2日」(23日、有馬ロイヤルGC=パー71)

 若手の躍進が目立ってきた中、谷口徹(53)=フリー=が存在感を見せている。

 初日5アンダー、66で回り首位と1打差の3位でスタートした谷口は前半を3バーディー、1ボギーで折り返すと後半は10、11番でも連続バーディー。18番でもバーディーフィニッシュを決め、午前スタート組では石坂友宏と並んで通算10アンダーで首位に立った。

 今大会は、近くの有馬温泉にある会員制リゾートに宿泊。新型コロナウイルスに「これでもか、というくらい気をつけている」ため、お気に入りの大浴場は封印、食事も「昨日はヨシギュー(吉野家)で済ませた」と、悩ましい環境ながら、スコアはしっかりと伸ばしている。

 「(コロナで)楽しみがどんどんなくなるから。試合があるだけでいいですよ」と谷口。数少ない楽しみでもあるゴルフで「この調子なら、このくらいのスコア」と、熟練の技術もさらに充実。

 残り2日。「毎日4つ、5つ伸びたらいいな」と、若手を蹴散らして3年ぶりの21勝目に突き進む。

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