「男子ゴルフ・関西オープン・第２日」（２３日、有馬ロイヤルＧＣ＝パー７１）

　首位に谷口徹（５３）＝フリー＝と石坂友宏（２１）＝日本ウェルネススポーツ大学＝が通算１０アンダーで並んだ。谷口が優勝すれば記録が残る１９８５年以降３位の年長Ｖとなる。

　並み居る若手有望株を見下ろして、谷口はトップタイで予選ラウンドを終えた。この日のスタートホール、１番パー５でバーディー発進すると、確実にスコアを伸ばしていった。

　今週は有馬温泉の会員制リゾートからコースに通っているが、大好きな露天風呂も「（新型コロナに）これでもか、というくらい気をつけている」ため自重。食事もすいている時間を見計らって「昨日はよしぎゅう（吉野家）」と徹底している。

　「楽しみがどんどんなくなるから。試合があるだけいいよね」と、今はゴルフに熱中することが谷口の癒やしにもなっている。勝てば、１９８５年以降の記録で尾崎将司、杉原輝雄に次ぐ年長勝利記録。「この調子なら、このくらいのスコアかな」の好調が続けば、十分いけそうだ。