「女子ゴルフ・フジサンケイ・レディース・第１日」（２３日、川奈ホテルＧＣ富士Ｃ＝パー７１）

　２０１８年の覇者・永峰咲希（２５）＝ニトリ＝が１イーグル、４バーディー、ボギーなしの６アンダー６５で首位発進した。６６を出した田辺ひかりが１打差の２位。藤田さいき、稲見萌寧、浅井咲希、吉本ひかる、古江彩佳、申ジエの６人が３位に並んだ。

　田辺が今週試合に復帰した師匠・佐伯のアドバイスを支えに好スタートを切った。出だしの１、２番でコーライグリーンのタッチが合わずに連続ボギーとしたが、落ち込むことなく８、９番でバーディーを奪って流れを呼び戻した。後半も１１番からの３連続を含む５バーディーを量産し、首位に１打差２位につけた。

　「（佐伯）三貴さんと今週は練習ラウンドを一緒にさせてもらってすごくありがたいです。私はすぐにイライラしちゃうんですけど、昨日落ち着いてプレーするようにメッセージをいただいたので、うまく切り替えられました」

　トップを走る永峰とは２０２０年の日本女子プロ選手権で優勝を争って敗れた因縁の相手。「優勝したい気持ちは強いけど、まずは落ち着いてプレーしたい」と足元を見据えた。