星野陸也が逆転で4勝目 一昨年はプレーオフで敗退 リベンジ成功
「男子ゴルフ・関西オープン・最終日」(25日、有馬ロイヤルGC=パー71)
星野陸也(24)=フリー=が3バーディー、1ボギーの69で回り、通算14アンダーとし、一時16アンダーまで伸ばしていたC・キム(31)=米国=を逆転。昨年のフジサンケイクラシック以来となる4勝目を手にした。
ともに14アンダーで迎えた18番で、C・キムがティーショットを右に曲げ、ロストボールとなってダブルボギー。2打でグリーンを捉えた星野はしっかりと2打で沈めた。
一昨年の同じ大会ではプレーオフの末、大槻智に敗れており「そこは強い気持ちでやれた」と、見事リベンジを果たした。
コロナ禍の「大変な状況で開催していただいて、感謝します」と話すと同時に「やってきたことと、試合勘がマッチした」と、ゴルフ自体も充実の一途。今季の主役となる可能性も十分ある。
首位と3打差でスタートした小田孔明(42)=フリー=は3番までに2バーディーと追いすがり7年ぶり優勝に望みを持たせたが、後半に入り「風が全然読めず、グリーンが速くも見えたので手前、手前で」と失速。「来週頑張ります」と懸命に切り替えをはかっていた。