渋野日向子「スタートダッシュしたい」 HSBC女子世界選手権へ抱負
米女子ゴルフのHSBC女子世界選手権は29日からシンガポールのセントーサGCで69選手が参加して行われる。世界ランキング21位の渋野日向子(22)=サントリー=は28日にオンライン記者会見に臨み「予選落ちがないので初日からスタートダッシュをしたい。一打一打を考えながら、無駄のないゴルフができたらいい」と笑顔で抱負を語った。
2022年の米ツアー参戦を目指し、4月初めのANAインスピレーションから遠征中。17日に33位でロッテ選手権を終えた後もハワイで練習し、「100ヤード以内の精度が高まってきている」と手応えをつかんで次週のホンダLPGA(タイ)とのアジア2連戦を迎えた。
20年大会は新型コロナウイルスで中止。21年はホテルとコース以外は出歩けないという。「今年一番、汗をかいた」という蒸し暑さとグリーンの難しさを警戒し、パー5でボギーをたたかないことを上位進出の鍵に挙げた。
世界11位の畑岡奈紗も出場する。