石川遼 池ポチャに泣く…最後の最後で痛恨ダボ締め
「男子ゴルフ・プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品・最終日」(9日、西那須野CC=パー72)
ツアー4試合目の出場で、9位から出た片岡尚之(23)=フリー=が、通算15アンダーで初優勝を果たした。石川遼(29)=CASIO=は金谷拓実らと並び、通算13アンダー7位にとどまった。
悔しい敗戦だった。通算15アンダーで首位に並んで迎えた18番。石川は3Wと迷った末に1Wを選んだ。「3Wでかむより1Wで打った方がいい」という理由だったが、ボールは右からの風にも流されて、左サイドの池につかまった。3打目も左へ引っ掛けて痛恨のダブルボギー。最後の最後で優勝争いから脱落した。
現在トップをコンパクトにして再現性を高めるスイングに改造中で、18番のティーショットはその進捗(しんちょく)度を試す意味もあった。5番と16番でも池に入れた最終日。思い通りの結果を出せず「18番は今日唯一やりたいスイングができなかった。あのショットから学ぶものは大きい」と唇をかんだ。