松山英樹が決勝ラウンド進出 グリーンで苦戦…逆襲に気合「あとはパット」
「米男子ゴルフ・AT&Tバイロン・ネルソン・第2日」(14日、TPCクレイグランチ=パー72)
松山英樹(29)=LEXUS=は5バーディー、3ボギーの70で回り、71の小平智とともに通算6アンダーの53位で決勝ラウンドへ進んだ。62をマークしたサム・バーンズ(米国)が通算17アンダーで首位。アレクサンデル・ノーレン(スウェーデン)が2打差の2位につけた。
松山は前日に続いてグリーン上で苦戦し、何度も天を仰いだ。出だしの10番は2メートル半を外してボギー発進。11番から2連続でバーディーを奪ったが、13番はバンカーに入れてボギー。前半は出入りの激しいゴルフだった。
後半は「良くなってきた」というショットでつくったバーディーチャンスを生かせなかった。2、3番はともに3メートル前後がカップをかすめると、あまりに入らないパットに苦笑い。6番パー4の第2打を60センチにつけてようやくバーディーを奪い、予選通過圏内へ入ってほっとした表情を浮かべた。
マスターズ制覇以来、約1カ月ぶりの実戦で「練習し始めてから短期間で、よくこのスコアで回れた」と自己評価。「あとはパットさえ入ってくれれば」と追い上げを目指す。