ゴルフ五輪 服部コーチ「世界で勝ち切る選手がそろう」松山、畑岡は当確 し烈2位争い
日本ゴルフ協会(JGA)は31日、東京五輪ゴルフ日本代表が着用するユニホームおよびメダル報奨金等に関する記者発表会をオンラインで行った。倉本昌弘強化委員長、小林浩美強化副委員長、丸山茂樹ヘッドコーチ、服部道子女子コーチが出席した。
注目の代表選手は男子が6月21日付、女子が同28日付の世界ランキングで決まり、各国上位2人に出場権が与えられる。現在、男女の日本勢トップの松山英樹と畑岡奈紗は代表入りが有力視されている。残り1カ月を切り、男女とも激しい2位争いが繰り広げられている。
服部女子コーチは「国内勢の稲見さん、古江さんがいいプレーをしている。アメリカを転戦している渋野さんも6月に全米女子オープン、全米女子プロと二つのメジャーがある。私としてはどの選手が選ばれたとしても、世界で勝ち切る選手がそろうと思うので、6月28日の瞬間を待ちたい」と話した。
丸山ヘッドコーチは「2位は星野と金谷の2人が争っている。両者とも非常にいい状態でプレーをしているので、服部コーチと同じように、どちらがなってもおかしくない。選手が決まっても(試合までに)1カ月近くあるので、いい状態で来てくれることを望むだけです。今は結果を待つだけです」と心境を明かした。