勝みなみ、日本ツアーVからバタバタ渡米 全米女子OP「予選通過が最低ライン」
女子ゴルフのメジャー第2戦、全米女子オープン選手権は3日、当地のオリンピック・クラブ(6457ヤード、パー71)で開幕する。前日の2日、前週の日本ツアーで優勝した勝みなみ(22)=明治安田生命、メジャー初制覇を目指す畑岡奈紗(22)=アビームコンサルティング=らが練習した。日本からは2020年大会4位と健闘した渋野日向子ら総勢11人が出場する。
3年連続3度目の出場となる勝は、前週の日本ツアー大会を制覇。「まさか優勝するなんて思っていなかった。優勝しちゃったからいろいろ(日本で)やることがあって」と慌ただしく渡米した。到着翌日の1日の練習ラウンドは「地に足が着いていなく、ふわふわしていた」。開幕前日はコースを回らず、自らの感覚の調整に専念した。
初出場だった2年前も前週に日本で優勝した。「同じだな、と思い出した。結果も22位と健闘した」と振り返る。「優勝したが、調子がいいわけじゃない。まずは予選通過が最低ライン」と目標を掲げた。