笹生優花 1打差2位で最終日へ「ここにいられることが幸せ」

第3ラウンド、1番でティーショットを放つ笹生優花。通算6アンダーで2位=オリンピック・クラブ(共同)
第3ラウンド、7番でバーディーを決め、声援に応える笹生優花。通算6アンダーで2位=オリンピック・クラブ(共同)
第3ラウンド、1番でバーディーを決めた笹生優花。通算6アンダーで2位=オリンピック・クラブ(共同)
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 「女子ゴルフ・全米女子オープン・第3日」(5日、オリンピック・クラブ=パー71)

 1打差の単独首位から出た笹生優花は4バーディー、4ボギーのイーブン71で回り、通算6アンダーの2位でホールアウトした。最終日は1打差でトップのレクシー・トンプソン(米国)を追いかける。

 ラウンド後のインタビューでは「イーブンで回れて良かった。パターがなかなか思うようにいかなかったけど、何ホールかいいアプローチができたので良かった」と振り返った。

 1番パー5で第3打をピン右2メートルにつけて、バーディー発進。4番パー4で3パットのボギーをたたいたが、7番パー4のバーディーで取り返した。

 後半インも10番パー4のバーディーで一時は2位との差を3打に広げた。しかし、13番、14番と連続ボギー。この日、ノーボギーでスコアを伸ばしていたトンプソンに並ばれ、そのまま逆転を許した。

 17番パー5はグリーン奥のラフからナイスアプローチでバーディーを奪い、トンプソンに並んだが、最終18番でボギーをたたき、単独2位に後退した。

 トンプソンと最終組で回る最終日に向けては「ここにいられることが幸せに思います。予選を通過して週末にプレーができることを喜び、そしていい経験になると思う。この調子で明日も頑張れるようにしたいです」と話した。

 9位から出た畑岡奈紗は通算1アンダーで6位、47位で出た上原彩子は通算8オーバーで40位と順位を上げて、最終ラウンドに臨む。

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