6階級王者パッキャオも笹生優花を祝福「フィリピンの偉大さを世界に示した」
ボクシング世界6階級王者でWBA世界ウエルター級王者のマニー・パッキャオ(42)=フィリピン=が7日、自身のツイッターを更新。女子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦・全米女子オープンで初優勝した笹生優花(19)=ICTSI=に向けて「あなたをとても誇りに思います」と歴史的快挙を祝福した。
パッキャオはタガログ語であいさつした後、英語で続けた。「あなたは名誉ある全米女子オープンで世界最年少のチャンピオンとしてフィリピンの偉大さを世界に示しました。私もあなたの勝利を祝うフィリピン国民の一人です。私たちはあなたをとても誇りに思います」と男女通じてフィリピン勢初のメジャー制覇をたたえた。
パッキャオも本場米国のリングに進出し、自らの拳で世界6階級を制し、世界的スターとなった。そのフィリピン最大のスポーツヒーローも笹生の快挙に心を動かされた。
笹生は父が日本人、母はフィリピン人で、二つの国籍を持つ。フィリピン出身で日本に移住したが、再びフィリピンに戻り、同国でゴルフの技術を磨いてきた。