笹生優花 トロフィーは「キッチンのテーブルの上」賞金100万ドルは「貯めておく」
前々週の全米女子オープンで大会史上最年少優勝を果たした笹生優花(19)=ICTSI=が米国時間13日夜、滞在中の米カリフォルニア州からリモート会見を行った。
現地のレストラン前の駐車場で車中から日本メディアの質問に応じた。手にしていたトロフィーの保管方法を問われると「そのまんまです。今週は2部屋つながったホテルで、そのキッチンのテーブルの上に置いています」とあっけらかんと答えた。
優勝賞金100万ドル(約1億1000万円)の使い道については基本的に貯金を優先する。「欲しい物はないですし、今は買いたい物もないので貯めておきます。今後、家を建てたりとかいろいろあると思う。そのために貯めたい」と話した。
8歳でゴルフを始め、足首に重りをつけてのランニングなど厳しいトレーニングの積み重ねが、19歳での全米女子オープン制覇という結果につながった。しかし、「苦しかったとは言いたくない。自分がゴルフが好きで始めたことでもあるし、簡単ではないけどトレーニングや練習している最中もうれしさの方が多かった」と振り返った。
ジュニアゴルファーたちに向けてメッセージを求められると「自分もそうだったけど、結果を求め過ぎるとゴルフというゲームが楽しめなくなる。これからゴルフをやっていく子たちにもゴルフを楽しんでほしい。あまり急ぎ過ぎないで、ゆっくりゴルフをエンジョイしてほしいです」と語った。