古江彩佳「相手は相手、自分は自分」稲見とともに2アンダーで26位
「女子ゴルフ・ニチレイ・レディース・第2日」(18日、袖ケ浦CC新袖C=パー72)
東京五輪代表の座を争う稲見萌寧(21)=都築電気=と古江彩佳(21)=富士通=がホールアウトした。ともに通算2アンダーとし、現時点で首位と6打差の26位タイにつけている。
世界ランク24位で日本勢2番手の稲見は初日56位と出遅れたが、6バーディー、3ボギーの69と三つ伸ばした。出だしの10番、11番と連続バーディー発進。14番は15メートル、15番も8メートルを決めて連続バーディー。16番はボギーとしたが、17番で5メートル、折り返しの1番も6メートルとパットが好調でバーディーを量産した。
「ショットは昨日よりは少しだけましにはなったけど、まだ全然曲がっているという感じがあった。前半は昨日より少しパターが入ってくれたので、スコアが何とかなった」と振り返った。
日本勢3番手の世界ランク28位で稲見を追いかける立場の古江は、5バーディー、3ボギーの70で回り、初日の37位から順位を上げた。
「昨日よりはティーショットが良かったので、バーディーの数も多かった」とうなずいた。ただ、雨中のラウンドで「何回か集中しきれなかったところがあり、ボギーをたたいてしまった」と反省した。
今大会で稲見が3位以内に入れば、古江は次週を待たずに代表入りが消滅する可能性がある。「相手は相手、自分は自分と考えて集中だけできたらいい」と目の前の一打一打に集中する姿勢を強調した。