松山「メダル獲得でゴルフの素晴らしさを」星野「感動与えるプレーを」五輪代表が抱負
男子ゴルフの20日付世界ランキング発表を受け、日本ゴルフ協会(JGA)は22日、東京五輪の出場権を獲得した松山英樹(世界ランキング16位)、星野陸也(同76位)の両選手と丸山茂樹ヘッドコーチのコメントを発表した。
◆松山英樹コメント
「東京2020オリンピックゴルフ競技日本代表ナショナルフェデレーション(NF)候補選手に決定したことを光栄に思います。
ジュニア時代から慣れ親しみ、コースの特徴も分かっている霞ケ関カンツリー倶楽部での開催ですので、良い結果が残せるように、開催までショット、パットの調整を進めていきます。
今年はマスターズ・トーナメントでグリーンジャケットを着ることができ、日本のゴルフファンの皆さんにも喜んでいただけたと思います。オリンピックでもメダルを獲得して、たくさんの方々にゴルフの素晴らしさを知っていただけるように頑張ります」
◆星野陸也コメント
「東京2020オリンピックゴルフ競技日本代表NF候補選手となれたことをうれしく思います。今シーズンは国内ツアーで複数回優勝し、海外メジャーにも出場するなど、自分自身でも成長と好調を実感しています。
その中で開催される東京2020オリンピックゴルフ競技では、自分ができる最大限のパフォーマンスを発揮して、感動を与えられるようなプレーができるようにしっかり準備して挑みたいと思います。
このような大変な状況の中、ご尽力いただく全ての方への感謝の思いを忘れずに、皆さんの期待に応えられるよう頑張ります」
◆丸山茂樹ヘッドコーチコメント
「松山選手はマスターズチャンピオンとして、とてつもなく大きな勲章を背負ってプレーすることになります。自国開催の東京オリンピックでも頂点の金メダルを目指して頑張ってほしいです。
星野選手は全米オープンでも予選を通過するなど、ここ数試合の怒涛の追い上げで候補選手の座を獲得したことを本当に素晴らしく思います。星野選手にも松山選手同様、ぜひ金メダルを目指してほしいと思います」
今後、JGAと日本オリンピック委員会(JOC)に、国際ゴルフ連盟(IGF)から正式に出場候補選手ならびにリザーブ選手のリストが届く。それを受け、JGAオリンピックゴルフ競技対策本部強化委員会での審議を経て、JOCに候補選手を提出する。そして、JOC内での決定、発表をもって、日本代表選手団の認定を受けることになる。