古江彩佳 逆転五輪はV絶対条件「楽しく回る」 畑岡確実、残り1枠稲見と争う
「女子ゴルフ・アース・モンダミンカップ」(24日開幕、カメリアヒルズCC=パー72)
女子ゴルフのアース・モンダミンカップは24日、千葉県・カメリアヒルズCC(6639ヤード、パー72)で開幕する。注目は今大会後の世界ランキングで決まる東京五輪女子ゴルフ代表2人の行方。既に代表入りに当確ランプをともしている畑岡奈紗に続く残り1枠を目指す古江彩佳(21)=富士通=は23日、コースで記者会見しベストを尽くすと誓った。
覚悟は決まった。古江は穏やかな笑みを浮かべながら「私には優勝しかない状態になっているので、ベストな状態で終われたらいいと思います」と言い切った。
今週の古江の世界ランキングは28位で、日本人では畑岡の11位、稲見の25位に続く3番手。稲見を逆転して代表の座をつかむためには、今大会で優勝し、なおかつ稲見が単独4位以下に終わることが条件となる。
「(逆転の)自信?それは神様がどう向いてくれるかなのであまり気にしていない。(代表争いをしている)今の位置にいることも不思議な気持ちです」
今週はラフが長く、ティーショットでのフェアウエーキープが攻略のポイントとなるが、精度が高いショットを武器にするだけに、優勝のチャンスは十分にある。「ショットはよくなってきている。あとは試合でどれだけ集中してピンを狙っていけるか。楽しく回ることが一番だと思うので、そこを意識したい」。可能性ある限りあきらめない。