渋野日向子は出遅れる 初日76で暫定94位「すべてにおいて残念」

 「米女子ゴルフ・全米女子プロ選手権・第1日」(24日、アトランタ・アスレチックC=パー72)

 世界ランキング31位で現在日本勢4番手の渋野日向子は1バーディー、5ボギーの4オーバー76でホールアウトした。逆転で東京五輪代表入りするためには上位進出が絶対条件だが、現時点で暫定94位と大きく出遅れた。

 「もう、どうにもならなかった。ショットがすごく曲がって、フェアウエーキープもすごく悪かったので、すべてにおいて残念だったなという感じです」と厳しかった一日を振り返った。

 現地時間午後1時55分(日本時間25日午前2時55分)にインからスタート。11番でボギーが先行したが、12番パー5でバウンスバックを決めて取り返した。しかし、14、18番でボギーをたたき、2オーバー38で折り返した。後半アウトも1、6番でボギーとし、二つスコアを落とした。

 「悪いところもたくさんありましたけど、前回のUSオープンよりはパッティングの感じはすごく良くなってきている」と前向きに捉えた。「それが入ってくれれば、スコアにもつながると思う。あとはショットをもう少し攻めるところは攻め、割り切るところは割り切って、守りに入ってというゴルフが明日はできるように頑張りたい」と巻き返しへ力を込めた。

 他の日本勢は笹生優花が4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73で暫定39位。畑岡奈紗は3バーディー、6ボギーの3オーバー75で暫定76位、上原彩子はノーバーディー、4ボギーで渋野と同じ4オーバー76で暫定96位。現時点でリゼット・サラス(米国)が5アンダー67で単独首位に立っている。

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