渋野日向子 逆転五輪代表へ出遅れる 初日76で93位「全てにおいて残念」

第1ラウンド、18番でバーディーパットを外した渋野日向子。4オーバー=アトランタ・アスレチック・クラブ(共同)
第1ラウンド、10番でティーショットを放つ渋野日向子。4オーバー=アトランタ・アスレチック・クラブ(共同)
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 「米女子ゴルフ・全米女子プロ選手権・第1日」(24日、アトランタ・アスレチックC=パー72)

 世界ランキング31位で現在日本勢4番手の渋野日向子は1バーディー、5ボギーの4オーバー76で首位と9打差の93位と大きく出遅れた。逆転での東京五輪代表入りへ厳しいスタートとなった。

 「もう、どうにもならなかった。ショットがすごく曲がって、フェアウエーキープ(57・1%)もすごく悪かったので、全てにおいて残念だったなという感じです」と苦しい一日を振り返った。

 現地時間午後1時55分(日本時間25日午前2時55分)にインからスタート。11番でボギーが先行したが、12番パー5でバウンスバックを決めて取り返した。しかし、14、18番でボギーをたたき、2オーバー38で折り返した。後半アウトも1、6番でボギーを喫し、スコアを落とした。

 今大会後に確定する東京五輪代表は現在世界ランク25位の稲見萌寧、同28位の古江彩佳と日本勢2番手の枠を争っている。今週の国内ツアー、アース・モンダミン・カップでの両選手の結果次第だが、まずは渋野が今大会で単独5位以内に入ることが最低条件となっている。

 パーオン率66・7%でパット数は計33だったが「そんなにラインは間違っていなかった。スライスラインを右に外すことが多かったので、明日はそれを頭に入れて、ちょっと大きく読むとか修正をしていけたら」と反省。「悪いところもたくさんありましたけど、前回のUSオープンよりはパッティングの感じはすごく良くなってきている」と前向きに捉えた。

 「それが入ってくれれば、スコアにもつながると思う。あとはショットをもう少し攻めるところは攻め、割り切るところは割り切って守りに入って、というゴルフが明日はできるように頑張りたい」と現地時間25日午前8時38分(日本時間午後9時38分)にティーオフ予定の第2ラウンドでの巻き返しへ力を込めた。

 他の日本勢は笹生優花が4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73で39位。畑岡奈紗は3バーディー、6ボギーの3オーバー75で75位、上原彩子はノーバーディー、4ボギーで渋野と同じ4オーバー76で93位。リゼット・サラス(米国)が5アンダー67で単独首位に立っている。

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