渋野日向子【一問一答】「どうにもならなかった」「全てにおいて残念」
「米女子ゴルフ・全米女子プロ選手権・第1日」(24日、アトランタ・アスレチックC=パー72)
世界ランキング31位で現在日本勢4番手の渋野日向子は1バーディー、5ボギーの4オーバー76で、首位と9打差の93位と大きく出遅れた。逆転での東京五輪代表入りへ厳しいスタートとなった。
ホールアウト後の一問一答は以下のとおり。
-第1ラウンドを振り返って。
「もう、どうにもならなかった。ショットがすごく曲がって、フェアウエーキープもすごく悪かった(57・1%)ので、全てにおいて残念だったなという感じです」
-後半のフェアウエーが狭い6、8番は完璧なショットだった。
「今日は全体的に自分が思ったより飛んでいたので、入るはずのないバンカーに入ったりとかした。8番とかもそうだったので、『あれっ?』という感じではあった。前半は曲がってしまう場面があった中で後半は風と仲良くなりすぎて、曲がっていっちゃうという感じが多かった。そこは明日はしっかり修正できるようにしたい」
-風は横風だったり、吹いたり、やんだりとジャッジが難しかった。
「グリーンが止まるとはいえ、縦距離が合わないのがかなり多かった。それも風の影響だったりすると思いますし、それ以前の問題でもあると思うので、そこは明日はもっと頑張りたい」
-今週入れている6番ユーティリティーを今日はたくさん使用していた。
「感触は悪くないけど、今日は左ピンのときにかなり引っ掛けることが多かった。そこで頑張る必要ないのになというところで頑張ってしまうのもあった。それでも4番パー3とかはギリギリ耐えてくれていましたし、球もかなり高く上がるのですごく安心感はあったので、すごく振りやすかったです」
-グリーン上はバミューダ芝で午後は目も強くなっていた。
「1個3パット(6番パー4)してしまってかなり悔しいところはあったんですけど、そんなにラインは間違えていなかったと思う。あとは読みを、スライスラインを右に外すことが多かったので、明日はそれを頭に入れて、ちょっと大きく読むとかそういう修正をしていけたらいいかなと思います」
-今週のテーマは「気持ちを割り切ること」と話していた。
「かなり悔しい場面は多かったけど、すぐ切り替えてできていたんじゃないかなとは思う。それはこれからも続けていけるように、それが結果に結び付けるようにできたらいいなと思います」
-第2ラウンドに向けて。
「悪いところもたくさんありましたけど、前回のUSオープンよりはパッティングの感じはすごく良くなってきている。それが明日入ってくれれば、スコアにもつながると思う。そこに期待しつつ、あとはショットをもう少し攻めるところは攻め、割り切るところは割り切って守りに入って、というゴルフが明日はできるように頑張りたいと思います」