渋野日向子と一問一答【前】「7打縮められた」「ギャラリーさんのおかげ」
「米女子ゴルフ・全米女子プロ選手権・最終日」(27日、アトランタ・アスレチックC=パー72)
通算6オーバー68位で出た渋野日向子は、6バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算1オーバーでホールアウトした。前日の第3ラウンドでは池ポチャ4連発で「10」をたたいた17番パー3は、1オン2パットのパーで“リベンジ”に成功した。
テレビインタビューでの一問一答は以下のとおり。
-最後まで果敢に攻め切った。
「3カ月の(海外遠征の)最後のラウンドだったので、今日は最初から攻めていこうという気持ちで、それを最後まで貫けたのはすごく良かった」
-朝はギリギリまで練習場に姿を見せなかった。
「PCRの検査を受けないといけなかった。スタートの45分前にオープンするので、ちょっと早めに開けてもらって、何とか30分前には練習ができたけどバタバタだった。それでも出られたことはすごく良かったですし、その中でもいいプレーができたのはすごくうれしかった」
-今日は難しいピンポジションだったが、本当に攻めていた。
「できる限りの攻めをと思っていた。それが今日はかなりパーオン率も高かった(94・4%)し、スタートホールで左ピンの左に行ったのは自分でも『よう頑張ったな』という感じだった。その後も流れを切らさずできたので、逃げずにやって良かった」
-後半11番の第2打は今日のナンバーワン、ツーに入る。
「11番と15番はどっちも7番ウッドだったんですけど、本当によく頑張ってくれました」
-中盤に向けてチャンスが続く中、イーブンパーが近づいた感触があった。
「できればゼロ(イーブンパー)に戻したかった気持ちはあった。16番もいい位置につけられたし、18番も2オンのチャンスだったので、できればバーディーを取りたいと思っていたんですけど、攻めた結果がこれなので悔いはないです」
-前日にドラマがあった17番ホールでパー。
「7打縮められたので良かった。キャディーさんもめちゃくちゃ喜んでくれたので、すごく盛り上げてくれたのでうれしかったです」
-一打一打に今日も後押しの声援があった。
「本当にこの1週間はたくさんの日本人の方だけでなく、こっちの現地の方も応援してくださって、本当にうれしかったです。この2日間はいろいろあった中でのプレーだったので、声援が本当に後押しになってこういう結果になったと思う。ギャラリーさんのおかげと言っても過言ではないと思います」
-チャンスの最終18番パー5、第2打から教えてください。
「左に乗ればいいかなという状況で、7番ウッドか3番ウッドか悩んだ。フォローではあったけど、7番ウッドを持つのが怖くてスプーンを持った。奥のバンカーに入っても仕方がないという感じで、結果的に入ったけど、その後のバンカーショットがかなり難しかったので、よくパーでしのげた。バーディーパットもショートせず、打ち切れたと思う。その後の返しのパーパットも入ったので、とりあえず一安心という感じでした」