渋野日向子と一問一答【後】「全然悔いはない」「成長に必要な経験」
「米女子ゴルフ・全米女子プロ選手権・最終日」(27日、アトランタ・アスレチックC=パー72)
通算6オーバー68位で出た渋野日向子は、6バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算1オーバーでホールアウトした。帯同キャディーの藤野圭祐氏は第2ラウンド終了後に新型コロナ陽性反応が出たため、地元のユセフ・ワゼールディン氏が第3ラウンドに続いて渋野のバッグを担いだ。
テレビインタビューでの一問一答は以下のとおり。
-今日は勇気のいるショットがたくさんあった。
「結局、1日目の方がすごく緊張していたけど、予選を通過してしまえば前を向くしかない。しっかりこの2日間は攻められたと思うし、昨日は10を打ちましたけど、全然悔いはないなと思います」
-全米女子プロの1週間を振り返って。
「この1週間でいろんなことを経験できたし、ちょっとでも成長するためには必要な経験だった思う。すごくプラスに自分も考えられているので、その中でこういう結果を最終日に残すことができて本当に良かった。4日間戦うことができたので、メジャー3試合目でやっと予選通過できて、最後に自分らしいプレーができたと思うので、この1週間はかなり自分でも手応えがあります」
-昨日、今日と一緒に戦ったキャディーのユセフさんも「すごくすばらしい選手だ」と話していた。
「本当にいなかったら死んでいたぐらい、本当に助けられた。やっぱり昨日は『初めまして』だったので、なかなか話しづらい感じはあった。今日は話せないけど、コミュニケーションを何とかとることもできた。すごく盛り上げてくれましたし、めちゃくちゃ楽しかったです」
-3カ月間の海外遠征が終わった。
「悔しいことの方がたくさんあったと思うけど、この1週間の自分を考えると、今までの悔しさが全部消えていくような感じというか、いろいろたまっていたものが全部ここではき出されたかなという内容のゴルフだったと思う。今週のようなゴルフができていけば、次にアメリカに来るときにはもっと戦えているんじゃないのかなと思う。この良かったところ、悪かったところをしっかり復習して、次に向けて頑張りたい」
-新たに見えたものは。
「とりあえず、ボールは10球ぐらい入れておこうかなと思った。昨日はまあまあギリギリだったので」