畑岡「子供の頃から憧れた舞台」稲見「気負わず平常心で」女子ゴルフ五輪代表が抱負

 日本ゴルフ協会(JGA)は29日、最新世界ランキングに基づいて28日付で更新されたオリンピックランキングを受け、東京五輪のナショナルフェデレーション(NF)女子候補選手の内定基準を満たした畑岡奈紗、稲見萌寧の両選手と服部道子女子コーチのコメントを発表した。

 ◆畑岡奈紗コメント

 「目標としていた東京2020オリンピックゴルフ競技ナショナルフェデレーション女子候補選手となれて、心からうれしく思います。子供の頃から憧れていたオリンピックの舞台に日本代表として出場できる喜びと、日の丸を背負うことの責任を感じています。

 オリンピックで自分の最高のパフォーマンスをお見せすることができるように、大会まで体調に気をつけて過ごしていきます。応援をよろしくお願いします」

 ◆稲見萌寧コメント

 「東京で開催される特別な五輪の候補選手になることができ、非常に名誉なことで光栄に感じています。2021年は、日本女子ツアーで5勝を挙げることができ、自分が少しずつ成長していることを実感できています。

 これも日々、サポートしてくださっているたくさんの人のおかげだと思いますので、これに慢心することなく、感謝の気持ちを忘れないで、一日一日を大切に過ごし、応援してくださっている方々の期待に応えられるようなプレーをしたいと思います。

 オリンピックということで気負わず、平常心で臨めるよう、しっかりと準備をして頑張ります!」

 ◆服部道子女子コーチコメント

 「ナショナルフェデレーション候補選手となった畑岡選手、稲見選手は十分金メダルを狙える実力を持った二人です。

 畑岡選手は長年日本のエースとして女子ゴルフ界を引っ張ってくれていて、全てを兼ね備えた世界屈指のショットメーカーです。稲見選手は今年5勝、勝負強く大舞台で結果を残せる選手です。

 自国開催の地の利を生かして、彼女たちらしいプレーをすれば、二人とも良い結果に結びつくと思います。万全の状態で臨めるよう私も精いっぱいサポートしていきたいです」

 今後、JGAと日本オリンピック委員会(JOC)に、国際ゴルフ連盟(IGF)から正式に出場候補選手ならびにリザーブ選手のリストが届く。それを受け、JGAオリンピックゴルフ競技対策本部強化委員会での審議を経て、JOCに候補選手を提出する。そして、JOC内での決定、発表をもって、日本代表選手団の認定を受けることになる。

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