「女子ゴルフ・ＧＭＯ＆サマンサ・カップ」（１６日開幕、イーグルポイントＧＣ＝パー７２）

　３カ月に及ぶ海外遠征を終えて国内ツアー復帰戦に臨む渋野日向子（２２）＝サントリー＝が１５日、プロアマ戦後にリモートで公式会見を行った。

　国内での試合は３月末のアクサ・レディース以来。「本当に久しぶりなので楽しみな気持ちがある。２週間の隔離で練習があまりできていない状態なので、自分に期待をせずにできる感じで、気持ち的にも楽にできる」と心境を明かした。

　１６日の第１ラウンドは今年５勝で東京五輪日本代表の座を勝ち取った稲見萌寧、同２勝で大会連覇を狙う小祝さくらと同組。「今年かなり勝ちまくっている二人なので、吸収できるものは参考にして自分も取り入れたいし、負けないように頑張りたい」と意気込んだ。

　また全米女子プロと同様、有観客での開催となる。「アメリカでも日本人の方が見に来てくださったりして、本当に心強かった。今回、日本でギャラリーさんの前でできるのは楽しみですし、より緊張感を持ってできると思うのですごく楽しみです」と日本ではアクサ・レディース以来となるファンの前でのプレーを心待ちにしていた。