渋野日向子 東京五輪はテレビ観戦「個人的にはソフトボールが楽しみ」
「女子ゴルフ・GMO&サマンサ・カップ」(16日開幕、イーグルポイントGC=パー72)
3カ月に及ぶ海外遠征を終えて国内ツアー復帰戦に臨む渋野日向子(22)=サントリー=が15日、プロアマ戦後にリモートで公式会見を行った。
今後は大東建託いい部屋ネット・レディース(22~25日、北海道・滝のCC)、楽天スーパーレディース(29~31日、兵庫・東急グランドオークGC)までの国内ツアー3試合に出場。その後、全英女子オープン(8月19~22日、スコットランド・カーヌスティGL)に向けて渡英する予定。
全米女子プロ選手権後も日本に帰国せず、メジャーのエビアン選手権(22~25日、フランス・エビアン・リゾートGC)に出場し、そのまま全英女子オープンに向かう選択肢もあった。「隔離の条件が2週間なので、行ったり来たりすると9週間で3試合しか出られない。今の自分には試合数が必要と思いました。ヨーロッパで練習するのもあったけど、日本に帰ってきて試合をやっていた方が今の自分にはいいと思った」と説明した。
日本滞在中には東京五輪が開催される。最後の最後まで争った代表切符は手に入れられなかったが「選ばれなかったというのは実力不足なので、悔しい気持ちもあったんですけど、今の自分にできることはやったと思う。すごく今は前向きに捉えています」と気持ちの整理はできている。
「(五輪の女子ゴルフ競技は)ちょうど(ツアーが)お休みの週なので、テレビで観戦できたらいいなと思いますし、小学生のときにやっていたソフトボールが今回復活するので、個人的にはすごくそこが楽しみです」と話した。