稲見萌寧 ともに五輪出場の畑岡奈紗Vに刺激「自分も頑張らなきゃ」

 「女子ゴルフ・GMO&サマンサ・カップ」(16日開幕、イーグルポイントGC=パー72)

 東京五輪日本代表の稲見萌寧(21)=都築電気=が15日、プロアマ戦後にリモートで公式会見を行った。「毎年伸ばし合いというイメージがあるので、後れを取り過ぎないように頑張りたい。毎日60台は出さないと勝てないかなと思います」と意気込んだ。

 前週は3戦ぶりに決勝ラウンドに進出。「ショット自体はましになってきている。パットが入る、入らないでかみ合う、かみ合わないという感じです」と説明。自身の状態については「(100パーセントの)半分ぐらいですかね」と話した。

 五輪開幕と競技本番が近づいているが、まだ「全然、自分では実感ないですね」という。「オリンピックに向けてというよりも、毎週毎週、試合で上位で戦いたいので、そのために少しずつでも良くしていきたい」と目の前の試合に集中する構えだ。

 前日14日は日本代表の服部道子女子コーチと話す機会があった。来週末の24日から1泊2日で五輪会場の埼玉・霞ケ関CCで練習ラウンドを行う。同行予定の服部コーチからは傾斜が強いグリーンの特徴などの情報を得た。

 日本代表としてともに五輪に出場する畑岡奈紗が前週のマラソン・クラシックで米ツアー2年ぶり4勝目を飾った。「私も頑張らなきゃという感じです」と刺激をもらった。

 前向きだった五輪の開会式参加については「確定はしていないけど、緊急事態(宣言)も出て、こういう状況なのでちょっと厳しいかな、怖いかなと思っています」と欠席の方向に傾いていることを明かした。

 16日の第1ラウンドは国内復帰初戦となる渋野日向子、今季の賞金女王を争う小祝さくらとのラウンド。「めちゃくちゃ楽しそうだなというイメージとギャラリーがすごそうだなというイメージです」と話した。

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