横峯さくらが復帰3戦目で予選通過 宮里藍さん妊娠に「ハッピーな気持ち」
「女子ゴルフ・GMO&サマンサ・カップ・第2日」(17日、イーグルポイントGC=パー72)
27位から出たツアー通算23勝の横峯さくら(35)=エプソン=が、4バーディー、3ボギーの71で一つ伸ばし、通算3アンダーの35位で決勝ラウンド進出を決めた。今年2月に長男・桃琉(とうり)君を出産。産休から復帰後、3試合目で初めて予選を通過した。
「率直にうれしかったです。そこを目指しているわけではないんですけど、もっともっと高いところを目指してやらないといけないんですけど、現状ではこういうところでしっかり通るということが自信にもつながると思う。とりあえずほっとしました」と安どの笑みを見せた。
「(復帰して)最初のリゾートトラスト・レディースは2打差で落ち、2戦目(ニッポンハム・レディース)は1打差で落ちた。三度目の正直ではないですけど、3戦目で予選を通れたことは私自身、自信にもなります。試合勘を先週、今週、来週と推薦を頂けたことでつかめてくると思うので、推薦を頂けて感謝しかないです」と話した。
前週は同じ産休から復帰した若林舞衣子がプレーオフの末に惜敗し、今週もまた優勝争いを演じている。「本当にすごいなと思います。私もという気持ちで刺激は受けています」と率直な思いを明かした。
また、同学年の宮里藍さんが13日に妊娠を発表。「本当にうれしかったです。今までお互い切磋琢磨(せっさたくま)してやってきて、またお互いママになってということですごくうれしいです。ハッピーな気持ちになります」と心から喜んだ。
現役引退後も仕事を続ける、かつての良きライバルに対し、「ストレスが母体にも良くないと思う。あまりストレスを感じずに楽しく仕事はやってもらえたらいいかなと思います」と母親の先輩としての気遣いを見せていた。