古江彩佳 海外メジャーVへ3位好発進 難ライン攻略「すごく大きかった」
「米女子ゴルフ・エビアン選手権・第1日」(22日、エビアン・リゾートGC=パー71)
初出場の古江彩佳(21)=富士通=が6バーディー、1ボギーの66で首位と1打差の3位と好発進した。4月のオーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権で日本選手として初優勝したアマチュアの梶谷翼(17)=滝川二高3年=は6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で11位。65で回ったパジャレー・アナナルカルン(タイ)とイエリミ・ノー(米国)が首位。大会は2020年、コロナ禍で中止となり、2年ぶりの開催。
エビアン選手権に初挑戦の古江が首位に1打差と好発進し「海外に来ても5アンダーで回れたのは本当にうれしい」と相好を崩した。
圧巻は3アンダーで迎えた16番だった。約15メートルのバーディーパットは起伏がある上、左右に曲がる難しいライン。しっかりと読み切ると、カップ真ん中から豪快に決め「すごく大きかった。ちょっと強かったなと思ったが、センターで入って良かった」。続く17番で3連続バーディーとし、一気に首位に近づいて初日を終えた。
メジャー挑戦は20年の全米女子オープン選手権以来2度目。「明日も落ち着いてプレーできたらいい」と冷静に話した。