松山英樹が9打差14位浮上 五輪銀の稲見には称賛送る「すごいこと」
「米男子ゴルフ・ゴルフフェデックス・セントジュード招待・第3日」(7日、TPCサウスウインド=パー70)
第3ラウンドが行われ、30位で出た松山英樹(29)=LEXUS=は2イーグル、4バーディー、2ボギーの64をマーク、通算9アンダー、201で首位から9打差の14位に浮上した。65を出したハリス・イングリッシュ(米国)が通算18アンダー、192で初日からのトップを守り、2打差の2位にブライソン・デシャンボー(米国)とキャメロン・スミス(オーストラリア)がつけた。
松山は毎日繰り返した調整でショットの精度を取り戻し、二つのパー5でともにイーグルを奪い64をマーク。「ショットは大分良くなったので、チャンスも多くつくれた」と納得の表情。東京五輪のゴルフ女子で稲見萌寧が銀メダルに輝いたことには「素直にすごいなあと思う」と感想を口にした。「1打差で金が惜しかったというのはあるが、プレーオフでしっかり勝ったのはすごいこと」と、自身はわずかに届かなかったメダル獲得に称賛を送った。