稲見萌寧、銀メダル祝福に感謝「少しでも伸ばして上位に」第2R中止で36H短縮競技に
「女子ゴルフ・NEC軽井沢72・第2日」(14日、軽井沢72G北C=パー72)
悪天候のため午前8時15分から中断していたが、9時15分に第2ラウンドの中止が決定した。昨夜から強い雨が降り続く中、予定通り午前7時20分からアウト6組、イン5組がスタートしていた。
東京五輪銀メダリストの稲見萌寧はロッカーで待機中に中止が決定。「雨がヤバかったので、グリーンはビックリするぐらい水が浮いてないんですけど、フェアウエーとかカジュアルでドロップする場所もない感じだったので、残念ではあるんですけど…」と話した。
今大会は一日上限1000人の有観客で開催。前日の第1ラウンドのスタート時には「東京五輪銀メダリスト」と紹介され、ファンから大きな拍手が湧き起こった。「ものすごく応援はしていただいているんですけど、雨でいろいろやることがあるので、あまり気を遣えていなくて。たくさんのファンの方から『銀メダルおめでとう』と言ってくれたり、私の名前入りタオルを持ってくれていたりとか、そういうので頑張ってやらなきゃと思う」とファンの後押しに感謝した。
大会は36ホールの短縮競技となり、第1ラウンド54位タイまでの上位71人(うちアマ3人)が15日の決勝ラウンドに進む。規定により賞金ランキングへの加算額は75%となる。
現在、大会会場の長野県軽井沢町には大雨警報と雷注意報が発表されており、15日も強い雨が降り続ける予報となっている。「その中でも足を運んでくださる皆さんに楽しんでいただけるように、チャンスをつくっていきたい。なるべく最初の方で追い上げて、少しでも伸ばして上位にいきたい」。賞金女王争いのライバルでもある首位の小祝さくらとは6打差。短期決戦で16位タイからの巻き返しを誓っていた。