石川遼 筋トレでさらにマッチョ化 ミス減った「試合でどうなるか楽しみ」

 国内男子ゴルフツアーの後半戦が19日、北海道のザ・ノースカントリーGCでの長嶋茂雄招待セガサミー・カップで再開する。18日は大会連覇がかかる石川遼(29)=CASIO、ルーキーの金谷拓実、初の賞金王を目指す星野陸也がプロアマ戦後に取材に応じ、それぞれの目標を語った。

 7月初旬の日本プロ以来、久しぶりに姿を見せた石川は、さらにマッチョ化を進めていた。この間に昨年から取り組む筋トレに熱を入れた。「(球を打つより)トレーニングをメインにやっていた。試合の続くときよりも量を増やしていた」

 スイングの安定感が増し、ドライバーで左に出るミスの比率が減ってきたという。「試合でどうなるか、楽しみしかない」。日本プロで初めて実戦投入した47・5インチの長尺ドライバーは、継続して使っている。

 昨年はコロナ禍で大会が中止。前回優勝者として今大会に臨む。「2年前の優勝は、ゴルフ人生ベストゲームの一つだった。でも、あれからスイングもクラブセッティングも、ゴルフ自体が違ってきている」と、新しい自分で連覇に挑む。

 東京五輪では同学年の松山英樹が最後までメダルを争い、女子で稲見萌寧が銀メダルを取った。「日本人がメダルを取るのは難しいことだと思っていたが、2人はすごすぎる。五輪ゴルフ自体が期待の何倍も盛り上がった」。次はツアーで石川が盛り上げる。

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