石川遼 アイアン一新で4打差27位 ボギーなし「初日として悪くない」

 「男子ゴルフ・長嶋茂雄招待セガサミー杯・第1日」(19日、ザ・ノースカントリーGC=パー72)

 昨年はコロナ禍のため中止され、2019年に続く大会連覇が懸かる石川遼(29)=CASIO=が69の3アンダー、27位でスタートした。首位とは4打差。東京五輪で38位だった星野陸也は1アンダーの68位と出遅れ、3カ月ぶりの国内戦となった金谷拓実は石川と並ぶ27位。宋永漢(韓国)が7アンダーでトップに立った。

 石川のキャディーバッグの中に、真新しいアイアンセットが入っていた。これまで使っていたマッスルバックのモデルから一新、キャビティバックの5~9番だ。「今週の火曜日に契約メーカーに頼んで組んでもらった。前日のプロアマ戦で初めて使った」という。

 そのピカピカのアイアンがさえ、第1ラウンドはボギーなし。危ないシーンもほとんどなかった。「いきなり番手と距離感が合った」。ロフト角や長さなどはこれまでと変えず、独自の調整も全く加えていないという。

 昨年から筋トレに取り組み、体は見違えるほどマッチョになった。スイングが安定し、ピンを攻めていけるケースが増えた。その分、以前ほどインパクト時に手元でクラブを操作することがなくなった。それならば、真っすぐ行きやすいとされるクラブを使った方が良い結果につながる。

 「今の段階でキャビティを使ったらどうなるんだろうという実験でもある。3アンダーは初日としては悪くない」。手になじんでくる2日目以降、どこまでスコアを伸ばすか。

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