松山英樹が40位後退、悔し無言貫く ハリケーンの影響で22日は中止、23日決勝へ
「米男子ゴルフ・ノーザントラスト・第3日」(21日、リバティーナショナルGC=パー71)
日本人初の米ツアー年間王者を目指す松山英樹(29)=LEXUS=は25位から出て5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70。通算6アンダーで40位に後退した。首位とは10打差に広がった。初日からトップのジョン・ラーム(スペイン)とキャメロン・スミス(オーストラリア)が通算16アンダーで並んだ。ハリケーンの影響で22日の競技は中止となり、23日に最終ラウンドが行われる。
松山はトリプルボギーフィニッシュの前日に続き、またも後味の悪さが残った。18番で1・5メートルのパーパットを外し、悔しさあふれる表情でホールアウト。報道陣を避け、一言も発しないまま駐車場に向かったのも前日と同じ。まるでリプレーを見ているようだった。ショット自体は5番で残り127ヤードを90センチに止めるなど好調で、フェアウエーを外したのは2度だけ。それだけに、思うように伸ばせない展開にいら立ちが募っているようだ。最終ラウンドは23日に順延。小休止が気分転換になるか。