大学生プロ・石坂友宏 3位から逆転Vへ「この調子ならいけます」

 「男子ゴルフ・Sansan・KBCオーガスタ・第3日」(28日、芥屋GC=パー72)

 ツアールーキーで初優勝を目指す大学生プロ、石坂友宏(21)=日本ウェルネススポーツ大4年=が7バーディー、ボギーなしの65で回り、通算11アンダーの3位に上がった。最終日は最終組で2打差逆転を狙う。石川遼(29)=CASIO=は6つ伸ばして3位に並んだ。東京五輪に出場したスコット・ビンセント(ジンバブエ)が通算13アンダーとし、初日からの首位を守った。

 「この調子なら優勝もいけます」。穏やかな性格の石坂からV宣言が飛び出した。好ショットを連発。「朝の練習からよかった。持ち玉のフェードがうまくかかり、自分らしさが戻ってきた」。7月から1カ月半のツアー休み期間中は、夏以降の連戦をにらみ、ずっと大学の寮にこもって練習とトレーニングに明け暮れた。早くもその成果が表れた。

 女子ツアーで活躍する稲見萌寧は大学の仲間。東京五輪の銀メダルは寮のテレビで見ていた。自身は昨年11月のダンロップ・フェニックスで2位。だが、年が明けるとベスト10入りが3回ある一方で予選落ちも4回。今季6勝の稲見とは大きく差が開いた。

 「あと7つくらい伸ばすことを目標に。そうすれば、大会ももっと盛り上がる」。静かな口調で最終日をにらんだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス