渋野日向子 米下部ツアー参戦も覚悟「経験する価値ある」石川遼の挑戦に刺激

 プロアマ戦のラウンドをする渋野日向子
 プロアマ戦のラウンドをする渋野日向子
 プロアマ戦で笑顔を見せる渋野日向子
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 「女子ゴルフ・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(24日開幕、宮城・利府GC=パー72)

 渋野日向子(22)=サントリー=が23日、公式会見に臨み、11月末からの来季米ツアー予選会(Qスクール)で結果を残せなかった場合は米下部ツアーに参戦する覚悟を明かした。

 以前から交流のある石川遼が米下部ツアーの出場資格を得るため、今秋の予選会に出場する。渋野は「そういう選択をするだろうなというのは前々から分かっていた。日本女子でいうステップアップツアーなので、本当に厳しいと思う。それでもPGAで戦いたいという気持ちがあるからこその決断だと思う。本当にすごいと思いますし、尊敬でしかない」と語った。

 自身も来季から米女子ツアー参戦の意向を表明している。「海外で活躍されている日本選手の松山(英樹)さん、同世代の奈紗(畑岡)ちゃん、年下の笹生優花だったりがアメリカで戦っている姿を見て、私もアメリカで戦いたいという気持ちがあった。今回の遼さんの話もアメリカへの強い気持ちが増しました」と大いに刺激を受けた。

 Qスクールを上位で通過できず、米ツアーの出場権を獲得できなかった場合も考えている。「それ(下部ツアー)に出る選択肢はあります。私はそのつもりでやっている感じです」と明言。「難しいけど、人生において経験する価値はある。特にネガティブな思いはない」と話した。「やっぱり一番はUSLPGAでしっかり戦うことですけど、もし自分がこけてしまった時の選択肢としては頭にある」と強い覚悟を口にした。

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