横峯さくら 復帰戦51位発進 男児出産で久々出場 アンダーパーに「楽しかった」
「米女子ゴルフ・ショップライト・クラシック・第1日」(1日、シービュー・ベイコース=パー71)
出産を経て昨年2月以来の米ツアー復帰となった35歳の横峯さくら(エプソン)は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で51位だった。前週優勝の畑岡奈紗(22)=アビームコンサルティング=は4バーディー、2ボギーの69で回り、野村敏京とともに29位。笹生優花は67で首位と2打差の11位につけた。ジョディ・シャドフ(英国)と柳簫然(韓国)が65で首位発進した。
他の選手からの「お帰り」という声が心に染みた。今年2月に長男を出産した横峯。久しぶりの米ツアー大会をアンダーパーで滑り出し「すごく楽しかった。良かったまではいかないけど、ぎりぎりセーフ」と及第点をつけた。前半2オーバーも、後半は2打目をピンに絡めた16番(パー4)など3バーディーで盛り返した。長く主戦場とする米国で「自分が今どれくらいの位置か確認したかった」と息子を預け、キャディーを務める夫と渡米。「顔を見られるだけでもすごく癒やされる」と日本とのテレビ電話を日課に、2大会に出る予定だ。