石川遼 苦し51位発進 イーグル締めも首位と6打差
「男子ゴルフ・ブリヂストン・オープン・第1日」(7日、袖ケ浦CC袖ケ浦C=パー71)
今大会終了後、米ツアー再挑戦のため国内戦を離れて渡米し、出場予選会(Qスクール)を受ける石川遼(30)=CASIO=はイーグルあり、ダブルボギーありの出入りの激しい内容で71、イーブンで51位発進となった。永野竜太郎(33)が6アンダーで韓国の張棟圭とともに首位。米ツアーのシード権を失った小平智(32)=アドミラル=は5アンダーで1打差3位につけた。
渡米前最後の試合となる石川は17ホールを終えた時点で2オーバーと苦しんだ。だが、最終9番パー5で267ヤードの第2打を3番ウッドで5メートルに乗せてイーグル締め。首位まで6打差で初日を終えた。
「最後だけみたいな感じ。なかなかうまくいかないことが多かった」。ショットは全体的に右に行きがち。2番パー4ではラフからのロブショットをミスしてバンカーに入れ、それが目玉だったことでダブルボギーになった。
10月中旬のカリフォルニア州での2次予選会に出るつもりだが、今週を終えて賞金ランク5位以内に入れば2次免除で、11月の最終予選会に行ける。前週を終えてランクは9位。今大会に優勝すれば辛うじてクリアできる。「やるべきことをやって、チャンスを待ちながら冷静にプレーしたい」。真っすぐ前を見据えた。