片岡尚之 通算11アンダー単独首位 V字回復63、前日20位から一気に2勝目視界

 「男子ゴルフ・ブリヂストン・オープン・第2日」(8日、袖ケ浦CC袖ケ浦C=パー71)

 人気急上昇中の片岡尚之(23)=フリー=が8バーディー、ボギーなしの63で一気に通算11アンダーへ。前日の20位から単独首位に立ち、5カ月ぶりのツアー2勝目を視界に入れた。今大会終了後に米下部ツアー挑戦のため渡米、出場予選会(Qスクール)を受ける石川遼は69で通算2アンダーにし、45位で予選を通った。

 片岡が単独首位に駆け上がった。「スタート直後は予選落ちかなんて思っていた」という状況から一転、大会を引っ張る位置に躍り出た。

 前夜は首都圏の地震でなかなか寝付けず、目が覚めたのは午前7時20分。スタートまで2時間ほどしかなかった。1番パー4の第1打を右に曲げ、2打目は崖状になったバンカーの横。ピンまで30ヤードあったが、第3打でボールはピンに当たってカップ横10センチにつけた。2番は3・5メートルのパーパットをねじ込み、3番はチップインバーディー。これで自信をつけた。

 5月の選手会主催大会で初優勝も、その後はスイングで迷い、直近2試合は予選落ち。しかし、今大会の予選2日間を一緒に回った東北福祉大の1年後輩、金谷拓実のスイングがきっかけになった。「うまく払うようなスイングのイメージを取り入れた」と動画を撮影するなどして取り入れた。

 金谷も4打差の6位。最終日に後半戦4度目の同組ラウンドがあれば、さらに調子は上がりそうだ。

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