キム・ハヌル現役引退を発表 21日開幕マスターズGCレディースが最終戦
日本ツアー通算6勝のキム・ハヌル(32)=韓国=が10月25日をもって現役を引退することを18日、発表した。21日開幕の延田グループ・マスターズGCレディース(兵庫・マスターズGC)が引退試合となる。コロナ禍で統合された20-21年シーズンは22試合に出場し、4月の富士フイルム・スタジオアリス女子での3位が最高成績。8試合で予選落ちし、賞金ランキングは79位に低迷していた。
所属マネジメント会社の延田エンタープライズを通して発表したキム・ハヌルのコメントは次の通り。
「ゴルフツアー生活15年のうち、7年間を日本でプレーいたしました。日本に来るまではたくさん悩み、心配もしましたが、振り返ってみると来て良かったと思います。
日本でゴルフツアー生活をしながら、私自身もたくさん成熟し、大人になり、選手としてもたくさん成長できた時間だったと思います。
日本での生活にうまく適応できるように多くのスポンサーの方々に助けていただきました。多くの応援をしてくださったファンの方々、一番近くで家族のようなスタッフの方々、心を開いて接してくださった日本の選手たちのおかげでこの7年という歳月を過ごすことができました。とても感謝しております。
引退を残念だと思われるかもしれませんが、私にとってはベストなタイミングだと考えております。これからはたくさんの物事に触れ、新しい分野に挑戦することへの不安はありますが、『目標に向かい最善を尽くすキム・ハヌル』になりたいと思います。バージョンアップした姿でまた日本の皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
これからもたくさんの応援をよろしくお願いいたします」