松山英樹 59位も収穫5バーディー 次戦は日本「覚醒できたら」
「米男子ゴルフ・CJカップ・最終日」(17日、サミット・クラブ=パー72)
松山英樹(29)=LEXUS=は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算10アンダーの59位で終えた。ロリー・マキロイ(英国)が通算25アンダーで逆転優勝した。
千葉・アコーディア習志野CCで21日に開幕する米ツアー、ZOZOチャンピオンシップに松山が間に合った。前半からショットがピンに絡み5バーディーを奪った。「(注意点が)10個あったら1個減ったくらいでしかないけれど、1個減るだけでこんなに変わる」と表情をゆるめた。
1番から1・5メートルにつけ、3番は3メートル、5番は2メートル。13番で3・5メートル、14番で1・5メートルにつけた。ただ、気がかりは短いパットを何度か外したこと。「(全体を)振り返ると…無言という感じ」と漏らした。
松山が日本でプレーするのは7月の東京五輪以来。ツアー競技は1年11カ月ぶり。「うまく覚醒できたらいいな」。松山を含め米国から出場する選手は、日本滞在中は厳しい隔離措置が敷かれる。「陽性判定が出ないように気を付けます」と言い残し、ラスベガス発のチャーター便で日本へ向かった。