渋野日向子 30代でも現役宣言「バリバリやっておきたい」ハヌル引退に「寂しい」
「女子ゴルフ・延田グループ・マスターズGCレディース」(21日開幕、マスターズGC=パー72)
渋野日向子(22)=サントリー=が20日、プロアマ戦後に公式会見に臨んだ。今大会が日本での引退試合となるキム・ハヌルについて「一度も回ったことがないのに、すごく優しくしてくださった。日本の女子プロゴルフ界を盛り上げてくださった方が引退されるのはすごく寂しい」と話した。
ハヌルは32歳で引退を決断したが、自身の引き際についても言及。「できれば私は30歳を超えてもバリバリやっておきたいなという思いはある」と22歳現在の青写真を口にした。「でも、そこはその年になってみないと気持ちだったり、体だったり、そういうのは今は分からない。今の願望としては(30歳を過ぎても)戦っていたいなという思いはあります」と語った。
今年は44歳の大山志保が日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯で優勝争いを繰り広げるなど活躍が目立っている。「大山さんは本当にすごいので超えるのは難しいですけど、大山さんぐらいにはなりたい。大山さんを超えるのは厳しいです」と“大山超え”は否定しつつ、自身も40歳現役を想定していた。
今週は実家がある岡山の隣県での開催。「岡山から応援してくださっている方も来てくれるので、やっぱりいいところを見せたい。絶対に予選は通らないといけないというプレッシャーもある」と意気込んだ。2週前のスタンレー・レディースで1年11カ月ぶりに優勝するなど、5週連続トップ10入りと好調を維持している。「最近の自分の調子が悪くない。やってきていることをきちんとやり通すことができたら、結果にはつながると思う」と力を込めた。