秋吉翔太が単独首位に 18年以来の3勝目へ「緊張」立て直す
「男子ゴルフ・ダンロップ・フェニックス・第2日」(19日、フェニックスCC=パー71)
前日首位タイの秋吉翔太(31)=ホームテック=が69で回り、通算10アンダーで単独首位に立った。ツアー未勝利の古川雄大が1打差の2位。賞金ランキング1位の金谷拓実は通算2アンダーで31位、2オーバーまでの65人が決勝ラウンドに進み、今大会がプロデビュー戦の杉原大河は6オーバーで予選落ちした。
2018年11月以来となる、首位でスタートしたラウンドに「ふわふわした感じ。緊張した」という。秋吉は出だしの10番をボギーとし、前半で二つスコアを落とした。だが「どこかで流れが来ると我慢した」といい、終わってみれば単独トップ。「いいプレーができた」とほっと一息ついた。
熊本県出身。九州で開催されるツアー大会の大半は足を運ぶという父がこの日も見守る中だった。序盤は不安定だった内容に「心配させてしまったけど、後半にいいプレーを見せられて良かった」と喜んだ。
2勝した18年以降、3勝目が遠く「早く優勝したい気持ちはある」と勝利に飢えている。「まだ半分。あと2日間をいい位置で回って、最高の結果を」と、はやる気持ちを抑えつつ、決勝ラウンドを見据えた。