木下稜介 逆転賞金王へ「最低限」2位 1位と約1183万円差

 「男子ゴルフ・ダンロップ・フェニックス・最終日」(21日、フェニックスCC=パー71)

 チャン・キム(米国)が今季3勝目、ツアー通算7勝目を挙げた。賞金3千万円を獲得した。1打差の2位に首位で出た木下稜介と、前日4位の片岡尚之が続いた。賞金ランキングはチャン・キムがトップに立ち、約1183万円差で木下が2位、前週まで1位の金谷拓実は5アンダーの31位に終わり、賞金3位に後退した。

 首位と2打差の最終18番。8メートルのイーグルパットがカップに届かず、木下は天を仰いだ。悔いは残るものの「調子がいまいちな4日間だった。悪いなりに最低限の2位で終われたのは自信になる」と、逆転での賞金王へ望みをつないだ。

 ショットに波があった。4番パー5で残り272ヤードからピン80センチにつけてイーグルを奪ったかと思えば、10番はティーショットを左の林に入れ、12番パー4は右のピンを狙ってグリーン左に外し、ともにボギーをたたいた。

 賞金ランキングは2位のままだが日本勢トップに。1位のC・キムとは約1183万円差。「優勝しないと賞金王にはなれない。自信は付いた。残り2戦。優勝して笑顔で終わりたい」と初タイトルへ意欲を示した。

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