「米女子ゴルフ・最終予選会・第１週第１日」（２日、マグノリアグローブ・フォールズＣ＝パー７１、クロッシングズＣ＝パー７２）

　渋野日向子（２３）＝サントリー＝は２バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの７３で回り、２オーバーで１１０人中８１位と出遅れた。

　日本時間２日午後１０時５２分にフォールズＣのアウトからスタート。１番パー４でバーディー発進し、４番パー４でも伸ばした。７番パー４で第２打をグリーン奥のペナルティーエリアに打ち込み、４オン２パットのダブルボギー。９番もボギー、１２番は約１０メートルを沈めてパーセーブしたが、１５番パー４でも第２打をグリーン左奥のペナルティーエリアに打ち込み、ボギーとした。

　中継インタビューでは「スタートはすごく良かったけど、ミスでダボをたたいてしまってから、なかなかリズムを取り戻すことができなかった」と悔やんだ。「いいスタートが切れた分、こういう終わり方はすごく悔しい。でも、いいところもあったので、そこをしっかり見失わないようにしたい」と前を向いた。

　渋野は第２日はクロッシングズＣを回る。「今日のコースを明日リベンジできないのが残念ですけど、また３日目、４日目のどちらかで回れると思う。明日はクロッシングズの方なのでしっかり切り替え、明日は明日でちゃんと最後まで頑張りたい」と巻き返しを誓った。

　古江彩佳（２１）＝富士通＝はクロッシングズＣで６バーディー、３ボギーの６９をマークし、３アンダーで１４位につけている。東京五輪５位のエミリー・ペデルセン（デンマーク）ら３人が６アンダーで首位に並んでいる。

　１１０人が出場する最終予選会は２週にわたり、計８ラウンド１４４ホールで争われる。第１週７２ホールの７０位タイまでが第２週（９～１２日、ハイランド・オークスＧＣ）に進み、上位４５位タイまでが来季のツアー出場権を獲得する。