金谷拓実 逆転賞金王へ望みつないだ 通算5アンダー7位浮上!誓ったネバーギブアップ
「男子ゴルフ・日本シリーズJTカップ・第3日」(4日、東京よみうりCC=パー70)
13位から出た賞金ランク3位の金谷拓実(23)=Yogibo=が6番からの3連続を含む4バーディー、1ボギーの67で回り、通算5アンダー7位へ浮上した。最終日は首位との6打差逆転でともに初となる日本タイトル奪取と賞金王戴冠を目指す。谷原秀人が64をマーク、通算11アンダーで単独首位に立った。
ようやく目指すゴルフに近づいた。金谷が3つスコアを伸ばし、辛うじて優勝への望みをつないだ。「後半は伸ばし切れなかったけど、いいプレーができたかなと思う」と厳しい表情で自己評価した。
予選ラウンドは自分本来のショットが打てずに苦しんだが、この日は修正に成功した。6番で第3打を2メートルにつけてバーディー先行。これで流れをつかみ、7番は4メートルを沈めた。8番は第1打をもう少しでホールインワンという距離につけ、どとうの3連続バーディー。可能性ある限り追いかける姿勢を示した。
「8番は本当にいいショットでした。今日は暖かったので、いつものようなショットが打てた」
現在の賞金ランク3位から1位のC・キム(米国)を逆転して初の賞金王をつかむためには優勝が絶対条件。「明日はバーディーばかり取る意識でいく。まずバーディーチャンスを多く作りたい」とネバーギブアップを誓った。